「古池や蛙(かわず)飛込む水の音」

誰もが聞いたことがあるこの俳句。

この俳句を詠んだ松尾芭蕉が滞在していたといわれる金福寺で写真を撮ってきました。

場所はこちら

京阪・一乗寺駅から歩いて15分ほど。
近くには円光寺や詩仙堂もあります。

金福寺へ

一乗寺駅から歩いて行けますが、路地に入ったところにありちょっと分かりづらいかも。
こちらが入り口。

金福寺は当初天台宗でしたが衰退していき、のちに円光寺の鉄舟が再興し、その際天台宗より臨済宗南禅寺派に改宗したそうです。

その鉄舟と親交があった松尾芭蕉が京都旅行の時、この金福寺に訪れたそうです。

その松尾芭蕉が滞在したとされているのが、こちらの芭蕉庵。

後に形がなくなるほど崩れてしまったため、芭蕉を敬慕する与謝蕪村とその一門によって、再興されたそうです。

風情があっていい感じですねー。

芭蕉庵を再興した与謝蕪村は江戸俳諧の巨匠の一人。

与謝蕪村の墓がこの金福寺にあります。

芭蕉庵からもうちょっと上ったあたりのところに分かりやすくありました。

教科書に載っていた歴史上の人物がここに眠っているんですね。
与謝蕪村が生きてた時代はどんな風景だったんだろうとか思い浮かべると何とも言えない気分になります。

金福寺には庭園もあります。

庭園も本当に綺麗なお寺です。

金福寺には寺猫がいるそうですが、この日は会うことができませんでした。。

そろそろ紅葉なので、また出直そうと思います。

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